アグネス・チャンを批判する人間に見られる幼稚さと、ネットによって炙りだされる闇

投稿日時:2015-10-23 19:12:21

投稿ユーザー:匿名

タグ:誹謗中傷, アグネス・チャン, 殺害予告

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2015年9月23日、15歳の少年がアグネス・チャン氏への殺害予告を書き込んだ件で家宅捜索された。
殺害予告は「児童ポ○ノ認めないと君のアグネス御殿は血まみれになりますよ。今すぐ認めてくださいね」などと書き込まれていた。

そして逮捕された少年の主張は「(アグネスが)慈善活動をしているのに、豊かな生活をしているのに許せなかった。こんなに大騒ぎになると思わなかった」とのことだった。

少年の一連の発言を読んで思うのは「ネット上で騒いでる人間と全く同じことを言っている」という点だ。真新しさも無ければ、少年が発言する必然性もない。掲示板やTwitterで書き捨てられている発言の焼き増しだ。

少年に同情するとすれば「こんなに大騒ぎになると思わなかった」という点だ。この少年にしたらネットに書かれている主張を、代弁したに過ぎないのだろう。15歳にもなって、それが殺害予告という犯罪行為であるということが理解できないという幼稚さは憐憫を禁じ得ないが…。

アグネス氏は脅迫犯が少年だったことにショックを受けているようだが、そうした判断能力が無い少年だからこその犯行と言える。想像しやすい犯人像だ。

こうした問題は繰り返し起きている。スマイリーキクチ中傷被害事件でも全く同じ構図だ。根拠の無いネット上の誹謗中傷を鵜呑みにして、誤った義侠心から中傷を発展させていく。それは自制心のない一部の人間によって具体的な誹謗中傷に発展していく。

「同じ趣味を持つ仲間が憤っているんだから、流れで何を言ってもいいだろう。俺も同じように発言して仲間に入ろう。祭だ、祭だ…」という文化がネットにはある。1度ターゲットにしたものをサンドバックにして反応を楽しむ、悪趣味な文化だ。こうした文化は不文律として所属するコミュニティに伝播していく。
日本人に多い「空気を読む」と呼ばれる、周りに合わせる特性が、悪い方向に発揮される典型的な例と言える。

しかし、これらの排他的でリンチに似た共同体意識は今に始まったことじゃない。村八分やエタヒニンなどの文化として日本人の負の遺産として脈々と受け継がれてきている。

ネットの問題は、こうした極一部の差別主義者達が手軽にコミュニティを形成できるという点だ。普通の社会では「こんな発言をしたら、おかしい人間と思われないだろうか」「社会的な立場上、言えない」といった自制心が働くため徒党を組んで意識を共有するまでにはならない。しかし、ネットだと匿名性を盾に、悪意は膿のように増幅していく。

今回は判断能力の著しく劣る年少者による犯行だったが、判断能力が劣るのは何も年少者だけではない。
スマイリーキクチ氏の事件では実に1/4は精神病だったそうだ。現実には軽度な例も入れれば精神病を患っている人は人口の10%にも及ぶ。
イギリスの例ではアルコールや薬物等も入れた精神障害の生涯罹患率は20%にも及ぶ。実に5人に1人は何らかの精神障害を経験するということだ。今回のような事件を起こすのは稀な例だとして、仮に1/1000であっても、1万人に閲覧されれば、10人の誹謗中傷者が生まれることになる。ブログや掲示板などのコミュニティを憎悪で埋め尽くすには十分の量だ。

我々は、そうした正常な判断ができない人間が社会に一定数存在するという事実に、思いを馳せる必要がある。いわゆる「ネタ」を「現実」と区別することのできない人がいるということを想像してネットを利用する必要がある。

我々が常に正常な判断を下しているかと問われれば疑問もある。しかし、「祭だから」「ネタだから」「空気を読んだから」という理由で安易に人を中傷する行為は厳に慎む必要があるし、厳正に対処する必要がある。

逮捕された少年の発言「こんなに大騒ぎになると思わなかった」を他山の石としたい。

アグネス・チャン公演後に会見「胸が痛みます」 - 芸能 : 日刊スポーツ

http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1543241.html

引用の本文:歌手アグネス・チャン(60)は24日夕、公演先の大阪市内で会見し、ツイッターに殺害予告をしたとして、警視庁が東京・昭島市在住の少年宅を脅迫の疑いで家宅捜索した… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカン...

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コメント

ID:1

名前:匿名

投稿日時:2016-01-28 01:26:44

なんかアグネスが胡散臭いのは同意する。

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