福山雅治の結婚にみられる「アイドル恋愛禁止」の正しさ
とあるアイドルが恋愛禁止の契約を破り、賠償命令が出た。
それに合わせ、HKT48の指原莉乃が「恋愛禁止ってやめません? ラフな口約束とかでいい。(賠償命令とか)そんなことになる? って思う」と発言した。
この発言を聞いて強い違和感を抱いた。
自らも恋愛禁止の掟を破りAKBからHKTに飛ばされた指原にしたら、実感のこもった言葉と言える。いや、むしろその後に続く坊主謝罪で世界中を騒がせた峯岸みなみの悲惨さを目の当たりにしたからこその言葉かもしれない。
話は変わって、福山雅治と吹石一恵の結婚は多くのファンにショックを与えた。日本を飛び越え海外でもニュースになった。
そうした一連のニュースの中で、ファンへのインタビューで象徴的なコメントがあった。「自分のものにならないってわかってても、独身で居て欲しかった」というコメントだ。もちろんこれは半分嘘だ。
「福山雅治と恋愛することを夢みて応援していました」というのが、もう半分の本音だろう。
「福山雅治と恋をする」という夢が結婚という事実で「もう自分のものになることはない」という実感に変わった。それ故のショックだろう。
さらにもう1つの理由があると思う。「この泥棒猫!」という感情だ。有名人が結婚すると「○○でなければ祝福したのに」という声が多いことが証明している。
このことからわかるように、多くのファンにとって福山雅治は「仮想の恋人」であり、「理想の恋人」であった。
「少しでも側にいたい」「相手のことをもっと知りたい。」「何か力になりたい。」というのは恋をしたことのある人間なら誰しも共感するはずだ。
その発露として、ライブに足を運ぶ。ファンクラブに入り、素顔の見える会報を読む。CDを出せば貢献したいと、CDを何枚も買う。
それらの購買行動が「応援」であるとともに「良いカモ」であることは、彼らも理解している。「皆様を愛しています」「応援ありがとう」という言葉は「個人的に言われた言葉」ではなく「エンターテイメント」であることもわかっている。
ただ、頭で理解することと、心で実感することは、自ずから異なっている。「恋は盲目」である。「夢は不可能を信じたい衝動」とも言われる。恋をしている人物に「よせよせ、いい年こいて」とアドバイスをしたところで始まらない。愛する相手の成功のため犠牲になることは、恋する者にとって最高の幸福なのだから。
こうした「最高のファン」「本物のファン」がアイドルを支えている。地下アイドルをメジャーアイドルに押し上げる原動力になる。
もしその道程でアイドルが公然と恋愛を公表すれば多くのファンの恋は覚める。愛する恋人の不倫を応援する人間がいないのと同じことだ。
そこに目をつけたのがAKBの握手商法であり、選挙商法と言われる手法だ。賛否両論あるだろうが、元々アイドルというのはそういう性質のものである。そのエッジを尖らせただけの違いだ。その尖らせたエッジの前提条件が「恋愛禁止」だ。
「ファンにとってアイドルは恋の偶像であり、愛の発露でもある。」この事実を鑑みるに、「アイドル恋愛禁止」は絶対に正しい。
指原莉乃、恋愛禁止「やめません?」 交際発覚アイドル問題に持論
http://www.oricon.co.jp/news/2059802/full/
引用の本文:ニュース| アイドルグループ・HKT48の指原莉乃が27日、フジテレビ系『ワイドナショー』(毎週日曜 前10:00)に出演。17歳のアイドルが交際禁止の規約に違反したことで所属事務所から65万円の賠償命令を受けたことについ...
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ID:1
名前:匿名
投稿日時:2015-10-04 18:52:26
そもそも恋愛禁止なんて決まり無いらしいけど…
でも指原はペナルティーで飛ばされたし、辞めるまで恋愛禁止って公言してる。
言ってることと、やってることが違う。
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