現在のロシアと「2島返還」で平和条約で交渉するなど時期尚早

投稿日時:2019-04-26 16:48:33

投稿ユーザー:匿名

タグ:ロシア, 北方領土, クリミア侵攻, ラブロフ外相, 2島返還

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記事の中でロシアのラブロフ外相は「我々の関係が複雑な問題を解決するまでに熟したというのは時期尚早だ」と述べたとのこと。
また「国際問題では常に米国に追従する姿勢だ」ということで、北方領土の返還交渉も平和条約の交渉も時期尚早とのこと。

ロシアの言う米国への追従とは何を指すかというと、現在ロシアに対して世界中で行われている経済制裁についての発言だ。
制裁の主な理由はウクライナに対するロシアのクリミア侵攻だ。ロシアによる自作自演のクーデターと、クリミア半島のロシア国民を守るためという名目による軍事派遣。そして軍事力による不当な統制。これは完全なる侵略行為だ。

かつて日本がそうであったように、侵略戦争の大義名分によく使われる手法だ。軍事力を盾に、他国の主権を奪い取る。これを許せば国際秩序が崩壊してしまう。

つまりロシアが言っているのは「我々と平和条約を結びたいなら、ウクライナの侵略を支持しろ」ということだ。国益のためなら平気で侵略を行う国と、どのような平和条約が結べるだろうか。

いざ返還されたとしても、新たな資源でも見つかればこう考えるだろう「ウクライナと同じ手法でロシア領に戻そう」と。

いま日本がすべきは「軍事力による侵略はいかなる理由においても支持しない」という強いメッセージだ。2島返還だの、平和条約に釣られて安易な妥協をするべきではない。

ロシア外相、日ロの問題解決は時期尚早(写真=ロイター)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43311760U9A400C1000000/

引用の本文:【モスクワ=小川知世】ロシアのラブロフ外相は3日までに日本との平和条約交渉について、「我々の関係が複雑な問題を解決するまでに熟したというのは時期尚早だ」と述べ、解決には時間がかかるとの見方を示した。

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