炎上ありきの低俗なニュースタイトルに踊らされる人々
『「スマホやめるか、大学やめるか」 信州大入学式で学長』というタイトル。
まるで学長がスマホを使っている人間は大学を辞めろと言ったようなタイトルだ。
そのリンクの全文を読めばわかるが、以下の様な内容だ。
詰め込んできた今までの知識から、現実の問題に対処できる知識を身に付けよう。
そのためには独創性が大切になる。
独創的であるには、新しい刺激が必要となる。
スマホのゲームなど、自分の小さなからに閉じこもることなく、
信州大学生らしく、ゆったりとした時間の中で、人と会い、根本から考えて行動しよう。
こうした学生へのエールを「スマホやめるか、大学やめるか」という
キャッチーな炎上フレーズにすることは、もはや捏造と言ってもいい。
残念なことにこうした炎上案件に、はてなブックマークのコメントでは引っかかった人が多く、
「だったらそんな大学いかねーよ」とか「スマホでも小説読めるよ」などと踊らせれている。
実際の内容を調べること無く、記者の用意した炎上案件にどっぷり騙される。
この姿こそ、信州大学の学長が指摘する「独創性のない問題解決のできない人間像」とピッタリ一致する。
皮肉なことに、自らの短絡的な批判が、学長の正しさを証明していることに気が付かないでいる。
しかし、ここで考え直す。
ひょっとしたらこのような程度の低い誘導に騙されるのが
朝日新聞の想定する読者像なのかもしれない。
「スマホやめるか、大学やめるか」 信州大入学式で学長:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASH44578MH44UOOB007.html
引用の本文: 「スマホやめますか、それとも信大生やめますか」。信州大の入学式が4日、松本市総合体育館であり、山沢清人学長は、8学部の新入生約2千人に、こう迫った。 山沢学長は、昨今の若者世代がスマートフォン偏重や...
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