慰安婦問題の本質は慰安婦に関する問題ではない
慰安婦の定義をどうするか。
性奴隷とするか、公証の娼婦とするか。
強制性の定義を強制連行に置くか、本人が望んでいない状態での従事に置くか。
河野談話が正式な謝罪か、アジア基金が正式な賠償か。
以上、様々な問題点があるが、はっきりと言えばそんなものは本質とは関係がない。
この問題の本質は互いの国の「メンツ」の問題だ。
更に掘り下げて言えば慰安婦問題は「現実に不平不満を持っている者達の不満のはけ口」でしかない。
日本でもネット右翼、通称ネトウヨと呼ばれる他国へのヘイトスピーチをする者達の多くが、現実で挫折し、社会的に隔絶された人間だ。
この図式は中国で反日運動をしている若者にも共通する。抗日ドラマがもたらすものは、水戸黄門で悪代官を懲らしめ溜飲を下げる行為と同程度のものだ。
自分の生活が上手くいかない原因のすり替えと、孤独感から安易な共同体に所属し、対象に罵詈雑言を吐くことで自己満足に浸る。
それが現代のナショナリズムの現状だ。
そのような人間同士がプロレスのように「わざと大げさに炎上するように」騒ぎ立てるのが目的である以上、解決に向けた建設的な意見などというのは求めるべくもない。
現在のネット調査などは価値の無いただの雑言が「大声であるかのように見せかけている」だけだ。多くの良識ある国民は、近隣諸国との良好な関係を望んでいる。
その証明に外国人の生活保護に関するタブーに触れたことで騒がれた「次世代の党」は惨敗し、軍事力増強を訴えた田母神氏は風の全く吹かなかった青木氏にすら負けて最下位で落選している。
そもそも近隣諸国との関係が良くなったほうが国益に資することなど論じるまでもないことだ。アジアの国々が共に手を取り合って列強諸国と対等に渡り合う世の中を目指してこそ、大東亜共栄圏という理想を掲げ散華された先人に報いる最高の手向けになると信じている。
そろそろ日中韓の要人は、本質のない、イタズラに騒ぎたい人々の声など無視して、未来志向の外交を展開してほしいものだ。
「強制連行があったとするマグロウヒル社の記述は誤り」従軍慰安婦問題で、秦郁彦氏、大沼保昭氏が会見
http://blogos.com/article/108036/
引用の本文:17日、秦郁彦・日本大学名誉教授と大沼保昭・明治大学特任教授(元アジア女性基金理事)が会見を行い、同日付けで公表した「McGraw-Hill社への訂正勧告」について説明した。この勧告は、秦郁彦氏のほか、藤岡信勝、長谷川三...
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コメント
ID:2
名前:匿名
投稿日時:2015-04-12 16:17:57
ネトウヨの勢力が一定数いるのは事実。
マイノリティだから意見を与する必要がないとは言えないのでは?
2位
ID:1
名前:匿名
投稿日時:2015-03-25 09:54:42
不名誉な嘘の歴史を塗り固められることが平気な家族など居ないでしょう。
問題の本質はネトウヨが社会の掃き溜めかどうかではなく
真実を言っているのはどちらかということの1点のみです。
彼の国の主張が事実だとすれば、とっくの昔に鉄壁の証拠を裁判所に提出している筈です。
1位