STAP細胞を通して考えるストーリー性の危うさ
研究の問題点は研究者に任せるとして、今回の問題で思うのは新聞各紙が伝えるストーリー性という危うさ。
「リケジョ」というできる女の象徴して祭り上げられ、反面不正が発覚するとまるで「犯罪者」として苔脅す報道や、世の中の流れに違和感を覚える。
結局ES細胞が混入したのもだとして、小保方さんが先導して混入させたのではないとしたら、彼女はただの被害者だ。
慰安婦報道でも問題視された、はじめにストーリー有りき、キャラクター有りきの、キャッチーでセンセーショナルな見出しを打つことが記者の技量であるかのような、報道姿勢は厳に慎むべきだと思う。
某大学生が小学校4年生に成りすまして意見を述べたサイトが炎上したが、今回の報道でも「低能な君たちに難しい話題を分かりやすく伝えてあげるよ」と舌なめずりしながら読者を馬鹿にする姿を想像して、非常に腹立たしい思いだ。
「“STAP細胞”は別の万能細胞」 理研調査委 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141225/k10014274701000.html
引用の本文:STAP細胞の問題で、理化学研究所の調査委員会は、小保方晴子元研究員らが発表した論文の主な結論は否定され、その証拠となった緑に光るマウスなどはいずれも別の万能細胞のES細胞が混入したか、混入で説明できること...
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