悲しみ方くらい好きにさせろよ!

投稿日時:2016-01-21 10:57:12

投稿ユーザー:匿名

タグ:テロ, フランス, Facebook, レバノン

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一部の人間が「なぜパリばかり注目されているんだ」と憤っている。
彼らに言わせれば、Facebookでトリコロールカラーを使って弔意を示すのも、偽善だそうだ。

彼らは声高らかに言う。
「レバノンでもテロが起きている!」

では私も言わせてもらう。
「知った事か!」

フランス、パリのテロ事件。
死者30名、負傷者300名にもおよんだ。

自由の国フランス。世界的な観光地パリ。最先端ファッションの街。ワインの生産地。
連想するものをいくつも上げられるほど馴染みの深い国だ。居住している日本人も多い。
そこでテロが起きた。

スタジアム、劇場、カフェなど平和を愛し、文化を楽しむ市民。白熱するサッカーを楽しむファン、音楽を愛する若者、テラスで夕食を楽しむ夫婦、情景が目に浮かぶ。

その人々に向けて無差別テロが起きた。

おおよそパリというイメージからかけ離れた惨劇だ。
世界中の人が衝撃を受けるのも頷ける。

命の重みが違うなどと言うつもりは毛頭ない。命は平等だ。
しかし戦場で兵士が亡くなるのと、平和な都市で人が亡くなるのでは、全くインパクトが違う。事故で突然亡くなるのと、病気で亡くなるのも、もちろん違う。

我々は、人の死に対して、平等に悲しまなければならないのだろうか?
近しい人が亡くなったとき、地球の裏側で赤の他人が亡くなったとき、同じように悲しまなければ、悲しむ資格はないのだろうか?同じように葬式にでなければ、悲しむ権利もないのか?
それが平等だろうか?それが人間だろうか?

私は自分が悲しいと思ったときに弔慰を表す。
悲しくもないのに、世間体を気にして悲しがりたくない。

「なぜパリばかり注目」=アラブ世界に違和感−仏同時テロ

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015111800512

引用の本文:  【カイロ時事】13日に起きたパリ同時テロをめぐるニュースが連日、世界で大々的に報じられている。一方、アラブ世界では、今回のテロをはるかに上回る犠牲者がシリア内戦などで毎日出ているが、パリほど注

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コメント

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名前:田中泰

投稿日時:2016-03-30 15:34:29

「自分たちの死には弔慰を示してくれないの?」
という、イスラム諸国の嘆きなのかもしれないね。

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